2024年1月18日にフジテレビ連続ドラマ『大奥』の放送予定、主要キャストが決まりました。
Snow Manメンバー宮舘涼太さんが演じる松平定信はどんな人でしょうか?
今回松平定信について史実を基に調査したいと思います。
松平定信はどんな人?
8代将軍・徳川吉宗の孫で奥州白河藩主となる
松平定信はどんな人物か
老中とは将軍の政治を補佐する言わば、政治家の最高職で今で言うと内閣総理大臣の閣僚というところでしょうか。
松平定信は、宝暦8年(1759年)徳川吉宗の次男・田安宗武の子として生まれました。
将軍の孫なら本来、将軍候補として挙げられるところですが、定信は奥州白河藩主・松平定邦の養子に出されるのです。
将軍になれる立場だった定信はその道が閉ざされたのです。
奥州白河藩主から老中首座へ
当時の日本は『天明の大飢饉』、飢饉とは災害による重度な食料不足に陥っていました。
幕府で将軍の補佐として権力を持っていたのは老中・田沼意次でした。
天明の大飢饉で苦しめられた人々は田沼意次に不満を募らせ、とうとう田沼は失脚したのです。
松平定邦の後を継ぎ、奥州白河藩主となった松平定信は食料難に苦しんだ白河領民の支援をした功績もあり、失脚した田沼意次に引き継ぎ老中首座となりました。
松平定信の政策で大奥にも不満が
松平定信の政策と言えば『寛政の改革』でしょうか。
寛政の改革とは
- 不景気で幕府が財政難となった松平定信は江戸の町費を削減させそのうちの7割を積み立て災害に備える。
- 人足寄場(にんそくよせば)という犯罪者の自立支援を行う収容施設
- 江戸市中に農民が大量に移住したことで、農村荒廃の改善のため農民を農村に帰郷させた(旧里帰農奨励令)
と国の景気安定化を図るため節約や現在でいうインフラ整備のような政策を行いました。
しかし娯楽などの贅沢を禁止し、それが仇となって人々の不満を買うことになりました。
松平定信の改革が大奥を敵に回すことにまでなるのです。
松平定信は大奥の経費にまで口を出すようになったからです。
大奥の出費は年間20万両今まで言うと240億円にまで膨れており、閉ざされた世界で少ない楽しみの贅沢を奪われた彼女たちも松平定信に不満を募らせていきました。
松平定信遂に失脚
松平定信の厳しい政策に不満が高まっていた頃、日本のまわりに外国船が出没するようになりました。
松平定信は外国からの防備に奮闘しました。
ところが寛政5年(1793年)に政策の途中で老中の座から降ろされてしまったのです。
理由は民衆の不満のみに留まらず、次世代の11代将軍・徳川家斉との関係が悪化したためだと考えられます。
国のために誰よりも考えていた松平定信。
お坊ちゃま育ちなのか政策を出しても民衆の感心がなければ、長続きしなかったようです。
ドラマの松平定信はどんな人物に描かれるのか?
宮舘涼太さん演じるドラマの松平定信どんな人物になるのでしょうか?
しかし、幼い頃に養子に出された過去があり、胸の内にある思いを秘め、家治とはライバル関係にある。 また、家治の正室となる倫子に対してもある思いを抱えていて… | 松平定信は徳川(田安)宗武の息子で白河藩藩主の松平定信。徳川将軍家の血を引く家治(亀梨和也)のいとこであり、主人公・倫子(小芝風花)と家治の婚儀にも顔を見せる。
主人公倫子に対する思いが気になります。
もしかしたら徳川家治の恋のライバルになるのでしょうか?
最後に
宮舘涼太さんから『大奥』の松平定信役が決まったので意気込みがありました。
これまでとはひと味違った『大奥』を皆さんに届けられるのではないかなと思っております。僕自身は初めての連ドラになりますので、松平定信を印象深く演じ、少しでも皆さんの目に留めていただけたらいいなと思います。ぜひ楽しみにしていてください!
引用:シネマカフェ
Snow Manの宮舘涼太さんにとっては初の連ドラがいきなりの時代劇です。
どんな松平定信になるのでしょうか?
今回は宮舘涼太さん演じる松平定信がどんな人物かわかりやすく紹介しました。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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